マネーの拳 1 (ビッグコミックス)三田 紀房
小学館 刊
発売日 2005-06-30
オススメ度:★★★★
どうせなら‥‥ 2008-07-28
億万長者の塚原氏が「儲かるよ」と断言する
通信講座での儲け方を教えて欲しかった‥‥
商売の神髄に迫る本って実はなかったかも 2008-04-06
「ドラゴン桜」から「銀のアンカー」、「エンゼルバンク」と読んで、こちらに来た。
前三作に比べると、主人公である花岡とリッチマン塚原の会話がトリッキーで、メッセージがちょっと捉えにくいなぁという印象だ。
うまく咀嚼することが自分にできるか心配。
これはベンチャービジネスを扱いながらも、金儲けの神髄という誰もが捉えられそうで捉えられない得体の知れないものをテーマとして扱っているからであろう。
第1巻のメッセージは、ビジネスマンというか商売人の心得であろう。
商売人の極意は「嘘つきである」ということである。
しかし、実際に売れたり、それに満足すれば、嘘が誠になる(つまり、「本物の嘘つきは嘘をつかない」)。
ただ、それに甘え、嘘で固めた自分に都合のいいルールで商売をするとマーケットから退出を求められる。この加減が難しいというのは実によくわかる話である。
また、儲かるビジネスの3要素(設備投資がかからない、季節性が薄い、商品のロスが少ない)を塚原に語らせている。
商売は、自分が「うまくいく」と思った時点で既に客観性を失っていて失敗するというのも一理あると思う。他にも広く通じる話であろう。
ビジネスの3つの基本にもう1つ 2007-11-25
ビジネスの基本
1設備投資は安く
2売上が季節に左右されない
3商品ロスが少ない
僕がもう1つ加えるとすると
4業種はロケーション(地域や国などミクロ、マクロな視点で)を考えた上で
4は飲食店なら一番気をつけなければいけません。
でもいい場所は家賃が高い。すぐ競合が近くにできる。
儲からないでしょう、日本では。
僕が日本でビジネスをするなら飲食店はしません。
これからビジネスする人したい人は読みやすいこともあり、
このコミックを読んでからでも遅くはない。
おすすめ度が4つ星なのは、
ホームレス10人を雇ってスタートする非現実的なところが、
やはりマンガだなと思ってしまったところです。
ホームレスをどうやって仕事にやる気を持たせたか、
そこが知りたかったのに。その場面がなかったところをみると、
このことは意味があったの?と思いたくなる。
いずれにしても読む値打ちは十分認められる良質のコミックだと思う。
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