エンゼルバンク 4―ドラゴン桜外伝 (モーニングKC)三田 紀房
講談社 刊
発売日 2008-10-23
オススメ度:★★★★
仕事術ブームへの警鐘 2009-07-27
コミックなんだけど、半分ビジネス書と思って読んでいる。
その中で、啓発本を読むような奴は成功しないというセリフがあった。
最近の仕事術本ブームに水を差すようなセリフだけど、その通りかもしれない。本当に成功している人が読んでいるとは思えないし。
要は、自分で考えているか、どうかなんだ。本を読もうが読むまいが、自分で考えられないような奴は、いくら本を読んでもダメ。逆に自分で考えられる人間は、本なんか読まなくても成功する。
うーん、そのとおり。耳が痛いけど。
指示や説明は具体的に。 2008-11-15
「ドラゴン桜」のときほどではありませんが、「そう、そう」と感心する内容が描かれています。
指示や説明は、「具体的に」、そして「責任をもって(リスクを負って)」しましょう、という部分は、部下に指示する立場の人や、教師の職に就いている人たちが読めば、参考になるのではないでしょうか。特に、政治家の人がもっと「責任をもって」発言して頂ければ、日本はもっと良い国になると感じます。
そういえば「銀のアンカー5巻」に海老沢が登場しています。今後、「エンゼルバンク」に白川が登場することもあるかもしれませんね(=^▽^=)
あと、時折描かれる井野の部屋の汚さに、独身キャリアウーマンのリアリティを感じます(^_^;)
自分の好きな言葉(本より抜粋) 2008-11-01
3人のパン屋の経営者がいたとする。
一人は世界一のパン屋かを目指した。
二人目は日本一のパン屋を目指した。
三人目は町一番のパン屋を目指した。
桜木は言う。「成功するのは町一番を目指したパン屋だ。」と
なぜなら、町一番のパン屋なら想像できるから。
具体的に戦略が立てられる。
桜木の話は説得力がある。
理由は2つある。
1つは、たとえ話が上手いこと。
2つ目は責任を負う覚悟。
覚悟があると、人の心に響く。
それで行動する気になる。
以上のことが納得させられる形でストーリー展開されています。
今回も期待を裏切らない良作です。
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