エンゼルバンク 5―ドラゴン桜外伝 (モーニングKC)三田 紀房
講談社 刊
発売日 2009-01-23
オススメ度:★★★★
深い話 2009-07-27
転職指南のコミックの第5巻。
主人公の一人、海老沢のセリフがいい。
「愛情の反対は無関心」
「成功の反対は挑戦しないこと」
「真の逆の発想力が大切なんだ」
「大きな成功は失敗を積み重ねた人だけが得られる!」
「感情で動いても、その後に論理的に戦略を立てれば成功できるんだよ」
深いなぁ。
そのほかにも
「会社は正論だけでは動かない」なんて言葉は耳に痛い。これって自分に言われてるようだった。自分が言っていることは正しいと思うんだけど、上司や周りを説得できない。他人の「感情」に無頓着なんだろうな。深く心に刺さった。
海老沢の人生哲学的な言辞に衝撃 2009-02-27
本巻は、転職希望者に、東大経済学部卒のエリート商社マンが登場し、彼がなぜ転職に成功しないかが語られる。
しかし、興味深いのは、海老沢が人生哲学を語る部分である。彼の話は目から鱗というか感動的であるとすら言える。
彼が話した
・「愛情」の反対語は「憎悪」ではなく「無関心」であるというのは納得(マザーテレサの言葉らしい)。コーチングでも部下へのアクノレッジメント(認識)が重要というのは第1回の講義で出てくる話だ。また、
・「成功」の反対は「失敗」ではなく、「挑戦しないこと」であると説く。
それから、海老沢の話でおもしろいのは、友人10人の年収の話であろう。自分が付き合っている友人10人の年収の平均が転職後の年収であるということだ。自分より年収の低い人と付き合っているようでは、所詮、転職しても、大した成功は得られないだろうという警句である。
日々、付き合いが楽な友人と付き合っているだけではダメだ(「東大卒だからってずっと思い出の世界に安住していれば一気に堕落する」)という強烈な指摘で、正直、中年の人間には耳が痛い話であるだろう。
なお、本巻で、南場智子(ディー・エヌ・エー社長)と岡島悦子(プロノバ社長)のインタビューが登場する。
前者は「ガイアの夜明け」で見たような気がするし、後者は、丸の内キャリア塾に登場していた人ではないかと思う。
それぞれメディアに露出が大きい人で、うまく言えないが、ちょっと何だかなぁと思った。
仕事って・・・ 2009-02-22
「働く意味」について考えさせられます。
勉強と違って決まった‘答え’なんて無いのが仕事。
だから面白いんですね。。。
なるほど!と思えるフレーズがあります。
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