エンゼルバンク 9―ドラゴン桜外伝 (モーニングKC)
三田 紀房
講談社 刊
発売日 2009-12-22
オススメ度:★★★★
会社は誰のものか? 2009-12-30
ワンマン社長のもでも、株主のものでもなく、従業員のものである。いい言葉です。
社長の仕事とは・・・。 2009-12-26
社長の仕事とは、従業員が楽しく安心して働ける環境を作ることだ。
社長は従業員のために仕事をし、従業員がお客様のために仕事をする。
まさにその通りだと思った。
会社にとって一番大切なものとは、お客様ではなく、従業員であるとおおくの成功した社長は言うらしい。
また、つぶれる会社の見極め方という視点もおもしろい。
例えば、早朝の役員会議が多くなるとか、社長がお昼にそばの出前を頼み始めるとか・・・。
納得させられるものが多い。
どうやら2010年1月から木曜の9時からドラマ化されるらしい。
かなり楽しみだ。
会社は従業員のためにある 2009-12-23
今回のテーマは、ベンチャー企業における人材と起業についての二つ。
ベンチャー企業の経営者を戦国武将にたとえ、その後ろを守る財務担当者の存在の必要性を説明するところなんて、うまいなぁ。これって、ベンチャー企業だけでなく、どんな会社、組織でも必要だよね。アイデアマンタイプの創業者だけでは、組織の永続的な存立は見込めない。かといって、保守的な人材ばかりでは、組織の成長もない。要は、組織にはどちらの人材も必要で、そのバランスが大切ということ。立派な組織論になってる。
起業についてもそう。「会社は従業員のためのもの」という言葉はいいなぁ。そこで働く人が気持ちよく働けることで、お客様のためにもなる。なんだか、ウチの会社は正反対。お客様第一という掛け声の下、働く人に劣悪な環境での労働を強いる。そんなところで働かされている人がお客様のために働くなんて起きないもんな。嘘でもいいから、ウチの社長にも、その言葉を言ってもらいたいものだ。
さらに詳しい情報はコチラ≫[0回]
PR
COMMENT