学歴の耐えられない軽さ やばくないか、その大学、その会社、その常識
海老原 嗣生
朝日新聞出版 刊
発売日 2009-12-18
オススメ度:★★★★
前半は子どもを持つ30代以上、後半は就活〜20代にも 2010-01-10
私は今30代ですが、自分が受験したころに比べて、いかに受験の制度が変わってしまったかということを改めて知り、驚きとともに納得しました。
雇用にかかわる仕事をしていたので、そうはいっても就職活動時に学歴の威力があるのも事実、ということは実感していましたが 現在の受験事情や、その後の就職のことを考えたうえで、どんなスタンスで子どもに教育機会やアドバイスをあたえたらいいのか、を考えるきっかけになりました。
後半部分は、「仕事の選び方の考え方」というような内容になっていて、世間一般的に言われていることやなんとなくのイメージと、就職・転職時の実態の差が書いてあります。
この部分は、さすが雇用のカリスマといわれる著者だけあって、事例もわかりやすいし、生々しい感じで 就職活動をする大学4年生のときに、こんなふうに仕事選びの実態を教えてくれる本があったら会社選び、仕事選びも違っていたし、参考になったのに…と思うような内容です。
雇用とか人事にかかわる方はもちろんですが、子どもを持つ親、またこれから就活する方にも(今の大学生だったら、前半部分は「当たり前の知ってること」でしょうが)一読の価値があると思います。
人の価値って大学で決まっちゃうの? 2009-12-31
著者の経験、事例がとてもわかりやすく自分の会社での働き方について考えさせられる一冊だった。
もちろんこれから就職活動をされる学生の方にも会社選びの参考にそんな新卒、中途採用をされる企業の人事の方にもオススメです。
マスコミ情報ボケした頭にガツンと来る真実の書 2009-12-30
雇用や就職、キャリア等、世の中で言われる「常識」に対して痛快に切り込み翻している。
学生や子を持つ親であればこの本との出会いをきっかけに進学、就職を判断する新しい物差しを持てるようになることは間違いない。
ビジネスパーソンである自分にとっては仕事のみならず、社会の仕組みを改めて捉え直すいい機会になった。
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