小説 ドラゴン桜―特進クラス始動篇 講談社文庫里見 蘭 /三田 紀房
講談社 刊
発売日 2005-11
オススメ度:★★★★
原作よりイイかも!? 2007-12-10
原作はブックオフで3巻くらいまで飛ばし読みしただけだが、原作の最大の弱点である絵の下手さが小説にすることによりカバーされているように思う。ある同僚は絵を見て原作を読む気を失ったくらいである。それに漫画と違って社会人が電車内で読むのにも抵抗が少ないと思う。
文章もこなれていて、読み進むのが全く苦にならなかった。また原作では触れられていない桜木の経歴も述べられていて、特に妹のエピソードは結構感動的。
原作のよさを保ちつつ知識教養にも役立つ本 2006-11-16
星4.5個。
原作の良さを可能な限り忠実に再現しながらも、小説としてきっちりまとめ上げられている。
コミック版ではそのダイナミックなストーリーが強調されるが小説として文字のみを追うことにより、
桜木の発する言葉ひとつひとつの持つ意味がより深く味わえる。
原作を補う意味で書き添えられた文章も適切であり、ストーリーの理解を助けるだけでなく知識や教養となるため、
受験生のみならず社会人にとっても楽しめる仕上がりになっている。
原作ほどには・・・ 2006-01-04
大ヒットマンガの小説版。基本的には原作に忠実に小説化されているので、主人公である桜木の過去が明かされる場面が最大の見せ場なのだが、もう少しじっくり書いて欲しかった気がする。マンガという原作があるのでどこまで自由にできるかはわからないが、もう少し小説独自の部分が欲しい。それ以外の部分もそれほどライトノベル風にならずにしっかりと書かれているので残念。次の巻に期待。
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