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ドラゴン桜・エンゼルバンク・三田紀房の漫画

ドラゴン桜・エンゼルバンク・クロカン・マネーの拳・銀のアンカーなど三田紀房の漫画作品を取り上げています。

カテゴリー「ドラゴン桜」の記事一覧

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ドラゴン桜 (14) (モーニングKC (1542)) |三田 紀房

ドラゴン桜 (14) (モーニングKC (1542))ドラゴン桜 (14) (モーニングKC (1542))
三田 紀房
講談社 刊
発売日 2006-07-21
オススメ度:★★★★




自分の実力を自分が知るのが怖い 2008-02-02
水野と矢島は、自分のことを自分で知るのが怖いと思っていること自体が、

成長の証と見るがどうだろう。

もはや彼らには、他人の目というのはほとんど存在せず、

意識が自らの内面に向いている。

何事、ここまで意識レベルが上がると、ほぼ成功したも同じと思う。

人間としての成長が学力向上への近道。 2007-05-11
この巻では、古典・漢文、英語のセンター試験受験テクニックが紹介されている。

トピックセンテンスは、知らない人は必見でしょう。1段落のうち、要旨は1文のみ。それを見つけろって。正直、すげぇという感想。見つけ方も、めちゃくちゃ分かり易いし。これは長文問題で時間を短縮したいTOEICとかにも役立ちそうなテクニックですね。

またこの巻では、「自分の気持ちに正直になることで冷静になることができる」とか「成長を自覚することが自信につながる」とか、精神面についても、いろいろ重要なことが学べる。

「ドラゴン桜」は、生徒はロボットではないことを前提にして、教師が学業だけでなく、生徒の人間としての成長に対しても手を差し伸べているところが深い。ここで面白いのが、教師達の目的はあくまで学力の向上にあること。この漫画は、人間としての成長が学力向上への近道だと教えてくれている。受験生を持つ親御さん方は、学ぶべき点が多いのは。特に褒める技術とか。

成長を実感させてあげることは大切 2006-08-27
今回は驚くようなテクニック満載というわけではありませんが、

「役立つと思ったらまず実践すること」

「素直な心で何事もまず受け入れて取り組むこと」

「自分の感情を冷静にコントロールするために自分の気持ちと正直に向き合うこと」

「子どもが伸びた瞬間を見逃さずに成長を指摘してあげること」

の大切さを改めて学びました。


自分たちの成長を実感できた直美と勇介。

その後の実力テストの結果では悲喜こもごもの2人が今後どうなるのか楽しみです。


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ドラゴン桜 (11) (モーニングKC (1475)) |三田 紀房

ドラゴン桜 (11) (モーニングKC (1475))ドラゴン桜 (11) (モーニングKC (1475))
三田 紀房
講談社 刊
発売日 2005-12-22
オススメ度:★★★★




巻の中途にある、識者が語るエッセンス 2008-02-01
ドラゴン桜を読んでいて、ためになると思うのは、

ストーリーのみならず、巻の中途にある識者が本のエッセンスを語るところである。

これを読むだけでも、500円の価値はあろうというもの。

例えばこの巻では、文芸春秋の本を、講談社が取り上げ紹介している。

ライバル社であろうが、いい物はいいという姿勢に好感が持てる。

試験を行う意味。出題者の意図。 2007-05-10
東大模試編。

問題をよく読んで出題者と会話しながら出題者の意図を把握しろ。出題者は「解いて下さい」と言っているはずだ。出題者が求めているモノが分かれば、自ずと問題の意味は見えてくる。なるほど。単なる点数合わせではなく、受験者の能力を正確に測るためにいろいろ試行錯誤して問題を作っている人は、この気持ちがよく分かるでしょうね。試験を行う本来の意味を考えれば分かること。試験は実施する側の欲しい人材にだけいい点を取ってもらえるように考え抜かれて作られているはずだ。

現代文の問題では通常、答えを統一するため、考えることよりも捜すことを求めているというのは、言われてみればそうか、と思った。また、「なぜなら」や「というのは」だけでなく、「〜のである」も理由を示しているというのは勉強になった。

さらにこの巻では、勉強以外にもタメになる知識が。例えばよく遊びよく学べ。遊ぶ時も完全には頭のスイッチを切らず頭を使うようにしろ。文を書くときに一文2義を心掛けろ。いずれも素晴らしい。また巻末では、桜木が会話術まで伝授してくれる。会話を盛り上げるには、「YES/NO」で答えられるクローズ型ではなく「5W1H」のオープン型の質問がいいという。Whyについては「なぜ〜したの?」だと非難めいた表現になり易いので、「なぜ〜するんですか?」のように未来についての質問がいいとか。これも、言われてみれば、仕事では必然的にクローズ型の質問が多くなるから、プライベートでもクローズ型で質問してしまっているかも。桜木に言われ、気をつけねば、と思いました。

あと、東大は知識を持っている人よりも答えの導き方を知っている人を求めている、というのは驚きだった。頭でっかちの知識馬鹿というイメージだったけど、180度違うんですね。だったら、東大も捨てたもんじゃないな。

本当の自由とは自分のルールで生きること 2006-08-25
高校時代、部活をやっている子や学校帰りにバンド活動をしたりゲーセンに通ったりしている子の方が成績が良く、彼らはいつ勉強しているのだろうと不思議に思っていました。


でも、この巻を読んでその答えが出ました。彼らは「大切な自分の時間」を守り抜くために、要領良くメリハリをつけて頑張っていたのでしょう。


自分は器用なタイプではないので、要領のいい人をうらやましいと思う反面、「自分の方が努力しているのだ」などと自分を慰めてきましたが、最近はやはり要領の良さとメリハリは大切だと実感しています。


ちなみに、「出題者や作者の気持ちを感じ取る」「心の中で音読をする」という方法は、資格試験でもとても役立ちました。


また、「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」の違いを知ることは英会話の上達にも役立つと思います。


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ドラゴン桜 (4) (モーニングKC (966)) |三田 紀房

ドラゴン桜 (4) (モーニングKC (966))ドラゴン桜 (4) (モーニングKC (966))
三田 紀房
講談社 刊
発売日 2004-07-23
オススメ度:★★★★




無理は続かない、勝負どころは・・・ 2008-01-30
いつも自分の資格試験に置き換えて、読んでいます。

人間は忘れる動物である。・・・しかり。

無理は続かない。・・・これまたしかり。

では、勝負どころは?

いつにも増して、モチベーションの上がる4巻であった。

人は忘れる。 2007-05-05
一生懸命たくさんのことを覚えてもすぐに忘れてしまう。人は忘れるようになっているのだ。だから、無理して知識を増やすことはせず基礎を叩き込むことが重要。確かに基礎や概要をしっかり把握できていれば、周りのことはキーワードさえ覚えていれば思い出せたりするものです。そして、無理すると続かないから無理するのは勝負どころだけ、というのも、素晴らしい考え方だと思いました。

英語の勝負では、本番で本来の実力を発揮するための準備がタメになった。

次巻はいよいよ国語の授業だ。

いままで、苦手意識のあった英語を覚えてみたい! 2005-09-30
このタイトルをはじめから誤解していました。
しかし、一限目からビシビシ感じています、実は四巻はこれから読み始めるのですが楽しみです。
数学も楽しい!と思ったことはなかったし、しかし、興味シンシン!
英語!って、登場している水野と矢島レベルより低いのではないかと思います、今でも。
音楽から、ビートルズからってのがすごい、その前にマンガで平安時代ってのもなるほどって、でも、自分も戦国時代を舞台にした信長0やぶおなどをやりこんで詳しくなったのでこんな手もありか、さすがぁ!違うなぁと感心する。
英語にはとても興味がある、しかしと言い訳になるのでここでは遠慮して、洋楽もっと聴いてみたくなりましたし覚えたい、これから、どんな必殺の裏技が出るのか興味津々です。


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ドラゴン桜 (6) (モーニングKC (1408)) |三田 紀房

ドラゴン桜 (6) (モーニングKC (1408))ドラゴン桜 (6) (モーニングKC (1408))
三田 紀房
講談社 刊
発売日 2005-01-21
オススメ度:★★★★




“教え合い”の精神を学ぶ。 2008-09-18
『ドラゴン桜』をドキドキしながら、学生、教師、学校や塾の経営者の方々も読まれていることでしょうね。

僕は14巻まで読んだのですが、その中で、この第6巻の52限目「北海道の面積」の教え合いの精神が印象的でした。


優秀な人たちは、教え合いの精神で溢れている。

自分だけのものにせずに、多くの人に伝える気持ちがある人が多いように思う。


教えることで、自分自身の記憶が増し、より深く理解することを助長する。

それが、お互いの知的好奇心と向上心を刺激し、結果として、成長を促す。


実用的な受験勉強の指南書である以上に、幅広い視点で学ぶことを教えてもらえます。

教える側に回ってわかること 2008-01-30
この巻では、水野と矢島が教える側に回るのだが、

実際、人に教えてはじめてわかることはたくさんある。

メリットとして、まず、自分の理解度がわかるということがあげられる。

これは非常に大事なことである。

また、どこでつまずきやすいかということもわかる。

学生の頃家庭教師をしていたのだが、英語の3単現のSを主語ではなく、

目的語で判断していた子がいて、愕然としていたことを思い出した。

人に教えて自分を高める。自分も他人も幸せになる。 2007-05-06
人に教えることは自分のタメになる。これは「分かったつもり」を無くす上で、絶対的に重要なことだ。そして、他人に教えたことがない人ほど、教えられた時に分かったフリをする。納得するまで質問しない。会社でも見かけるが、こういう人は成長しない。

試験についても、いかに試験を教育に利用するか、ということを、もっと教師は考えるべきだよなぁ、と思わせる。

試験前日の過ごし方のアドバイスもタメになる。睡眠が短期記憶を長期記憶に変えるとか、風呂よりも睡眠の方がリラックス効果が大きいとか、とにかく睡眠の重要さを思い知らされる。他にも、不安を打ち消すにはホットミルクがいいとか、1.5時間の倍数の睡眠時間がいいとか、何気なく科学的知識が織り込まれているところは「さすが!」としか言いようが無い。

あと、競争を肯定している点も良い。近年、「競争がいけない、いけない」って言われるけど、じゃあどうやって生徒を頑張らせるための動機付けをするの? ゲームだって対戦型とか楽しいじゃん、だからわざとレース形式で勉強してるんじゃないの? 競争したくないなんて、負けて傷つきたくない奴の言い訳だろ。人が真剣に競いたいと、おもくそ頑張ってるのに、「負けてもいいさ」といって手ぇ抜くやつなんてつまらないよ。

ライバル(好敵手)こそ、自分を高めてくれる真の友人なのになぁ。


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ドラゴン桜 (7) (モーニングKC (1426)) |三田 紀房

ドラゴン桜 (7) (モーニングKC (1426))ドラゴン桜 (7) (モーニングKC (1426))
三田 紀房
講談社 刊
発売日 2005-04-22
オススメ度:★★★★




魚を釣ってあげますか、釣り方を教えてあげますか? 2008-03-07
66限目に以下のような記述があります。


−−−−

目の前に...飢えていて疲れている人がいます。

あたたは魚を釣ってあげますか? それとも釣り方を教えてあげますか?

−−−−


これは下の英語の諺の和訳です。


Give a man a fish and he can live a day.

Teach him how to fish and he can live the whole life.


私は「知的財産教育」(創造性教育+起業家精神教育)に携わっていますが、そのキーワードの一つは From teaching to learning です。そこで、上の諺を下のように改訂して使っています。


Give a man a fish and he can live a day.

Let him learn how to fish and he can live the whole life.


21世紀に本当に必要な教育を考える先生方、そして誰よりも親御さんに読んで頂きたい一冊です。 この本を紹介してくれたはしもと先生に感謝。






子供の教育にも 2008-01-31
コーチング理論は子供の教育にも応用が利くだろう。

子育ての本を読むよりも効果的かも。

また、メモリーツリーも、大人より、子供に書かせたほうが、

(子供といっても、中学受験するような)大人よりも、いい物を書くだろうし、

慣れるのも早いのではないかな。

子供が適当な年齢になったらぜひ読ませたい。

この巻は暗記技術が満載。暗記の苦手な人は是非! 2007-05-06
理科の授業で紹介された記憶ツリーは、非常にいい。暗記の極意は脳のフル活用。普通に言葉を覚えるには限界がある。人間は忘れる生き物なのだ。そこで、物語、語呂合わせ、変な絵、ツリー上の場所、等々で、脳に焼き付ける。こうすれば、なかなか忘れなくなる。経験的に非常に納得できる技術です。個人的にも、暗記する時には「関連付け」と「強調」を意識している。キーワードなんかも、「強調」の一種でしょうね。

スクラム勉強法も、素晴らしい。他の人に対する責任を負わせる、っていうのは、やる気を起こさせる上で有益な方法ですね。他の人の作った教材を使わせてもらうのも、自分のやり方を見直す上で非常に有意義。好きな異性に試験科目の内容を吹き込んでもらって電車の中でそのテープを聴いてもいいかもね。

カウンセリングの基本は相手の言葉を繰り返すこと、というやつも勉強になった。なるほど。確かに自分の価値観で答えても、自己満足や押し付けに過ぎないですもんね。相手が自分で考えてそれを選ぶように仕向けることが重要。答えを与えるのではなく、答えに行き着く方法を教えなければ。ヘルプではなくサポートする、とはいい言葉だ。魚釣りの例も分かり易かった。

国語は芥川龍之介でしたが、理科はアインシュタインでした。


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HN:
ホットドッグマン
性別:
男性
趣味:
読書(ビジネス書・小説)
自己紹介:
ドラゴン桜・エンゼルバンクは非常に説得力ある話が満載です。三田先生の漫画を紹介することで今より挑戦する人たちのお役に立てればと思います。
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